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生命保険の掛け金を積み立て資金にできないか考えてみる

 現在、生命保険に入っている方はおおいかもしれません。生命保険に入ることは、「当たり前」だからです。

 ただ、生命保険の手数料は、異常に高いです。高い手数料を支払ってまで入る必要があるのか、考えてみましょう。

  • 生命保険に入っている人は多いかもしれません
  • 生命保険は、異常に手数料が高い
  • 生命保険を解約し、掛け金分を積立投資にあてられないだろうか

生命保険に入っている人は多いかもしれません

 現在、生命保険に入っている人は多いかもしれません。なぜなら、生命保険に入っておけば、何となく安心だからです。または、家族をもったら入るのが普通、という考えで入った方もおられるかもしれません。

 しかし、生命保険に入るときに、生命保険が本当に必要か考えることはあまりないかもしれません。保険に入ることは「当たり前」だからです。

 そのため、生命保険は、必要ない人も入っている可能性があります。特に、若く独身の場合、ほとんどが生命保険は不要です。


生命保険は、異常に手数料が高い

 生命保険の保険料の内訳は、純保険料と、付加保険料とに分けられます。純保険料は、保険料の支払いにあてられるお金です。つまり、純保険料は「保険の原価」といえます。付加保険料は、保険会社の運営にあてられるお金です。つまり、付加保険料は「保険の手数料」といえます。

 保険料の内訳を公開している、ライフネット生命の付加手数料(=生命保険の手数料)は、掛け金の25%前後です。
・20歳(男性)・保険期間:10年・保険金額:3,000万円の場合、純保険料:1,899円(74%)+付加保険料:682円(26%)=保険料:2,581円(100%)
・30歳(男性)・保険期間:10年・保険金額:3,000万円の場合、純保険料:2,435円(76%)+付加保険料:755円(24%)=保険料:3,190円(100%)

>>ライフネット生命の保険料の内訳(2017/03/17現在)(外部サイト)

 ただ、保険料を公開している方がめずらしく、生命保険の手数料は原則非公開です。手数料を公表できるレベルの会社でさえ、こんなに高い手数料をとっています。

 では、付加手数料を公表していないところは、どれだけ手数料をとっているのでしょうか?日経新聞の記者である、田村正之さんの本*1によると、付加手数料が70%近くのものがあるそうです。付加保険料が70%ということは、純保険料が30%(=100%-70%)になります。ライフネット生命保険の保険料をつかって計算すると、8116.7円もの保険料*2の商品があるということです。

*1 「国内生保の中には付加保険料が保険料の7割近くに達しているところがあることもわかりました。」
田村正之 『世界金融危機でわかった!しぶとい分散投資術』 日本経済新聞出版社、2009年、242頁より引用

*2 30歳(男性)・保険期間:10年・保険金額:3,000万円の場合、2,435円÷0.3=8116.7円


生命保険を解約し、掛け金分を積立投資にあてられないだろうか

 生命保険は、人生で2番目に高い買い物だと言われます。たとえば、月3万円の掛け金を30年支払うと、1,080万円(=3万円×30年×12ヶ月)にもなります。

 毎月1万円を生命保険から投資信託積立に変更すれば、将来、797万円の資産を築けます(期待リターン:5%・運用期間:30年で計算)。また、投資信託であれば、積立途中で資金が必要になった場合、途中で解約することも可能です。生命保険の場合、途中で解約するとペナルティがあることがほとんどです。

 ただし、本当に生命保険が必要な人は、解約してはいけません。保険が必要な人とは、あなたに万が一のことがあったときに、配偶者が働けない・たよる家族や親戚がいない方などです。

 大切なのは、生命保険が本当に必要か考えてみることです。解約が必ずしも正解ではありません。あなたに万が一のことがあった場合、配偶者は働けないだろうか、母子手当てでは不十分だろうか、実家に帰ることはできないか、などを考えてみてください。










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